弊社は、長野県下伊那郡下條村に事業所を置く、1971年（昭和46年）創業の専門土木工事業者です。

専門的な知識と特殊技術が必要な特殊工法である「ボーリング工事業」や「グラウト工事業」を得意としております。

これまで全国各地のダム建設における基礎処理工事をはじめとし、災害防止のため、 自然急傾斜地・道路斜面・法面の崩落・地すべり対策工事 をはじめ、 ダム基礎処理技術を活かしたプロパンガス等の地下備蓄トンネル工事（海底トンネル建設）など、地域住民の安全と安心を確保するための取り組みを５０年以上続けております。

先般、日本各地では地震・台風・豪雨などによる甚大な災害が発生しております。持続可能な社会基盤をつくる為に必要な技術と品質こそが私たち建設業界の使命と捉える中、 先人から受け継いだ特殊技術を習得し更に一歩先の未来を考える中で、3D測量・ICT 施工を導入させて、地形や構造物などを立体的にデータ化するための3次元測量によって得られたデータが点 の集合体の点群(3D モデル)となり、CAD等のソフトで利用でき建設現場の生産性の向上にむけて活用を取り組み進めております。また担い手不足（人手不足・技術不足）の課題解決にも期待される ものであると確信し今後も挑戦し取り組んでまいります。

日特建設株式会社と日進会の関わりは・・・。
数多い建設業者のなかで、基礎処理技術に定評のある総合建設業会社が日特建設株式会社であり、この日特建設株式会社の高い技術力と特色を支えるのが私たち日進会会員である当社の使命です。

新たな分野「法面改修」 への挑戦・・・。
長野県は山岳地帯が多く法面対策を伴い建設されている路線や箇所が多数あります。また法面対策に多く用いられてきた、コンクリートやモルタルを吹き付ける「吹付法面」は長期間、風雨にさらされるなどした場合、 劣化が進行し、コンクリート・モルタルのはく離や落下、地山からのはがれによる表面保護機能の低下など、道路の安全性を阻害してしまう可能性があることから、適宜・対策を実施していくことが必要となります。 法面改修工における前工程としての「既設構造物取り壊し」「のり切り」は、従来工法は人力で作業を行うことも可能ですが、人手が必要で作業に非常に長い時間を要することから、高所法面掘削機専用機械を導入によって 工事スケジュール短縮化と安全性を確保する新技術です。弊社の高所法面掘削機＝「フライングゲットFG-10」によって自社施工を行います。 また2023年（令和５年）より法面土木業協会に加入させて頂きました。 全国に各地に点在しております会員のみなさんと協力して法面改修に向けての技術向上と安全確保につとめてまいります。

代表取締役　古田　誠