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事業実績

古田工業の事業実績をご紹介します。

ダム工事 

船明ダム【静岡県】H.24年9月~H.24年10月

平成24年~平成24年

静岡県

魚道部洗掘防止工事(パフェグラウト工)

船明ダム 船明ダム1 船明ダム2

船明ダム(ふなぎらダム)は静岡県浜松市天竜区船明(旧天竜市)地先、天竜川本川に建設されたダムである。

天竜川電源開発計画の末期に計画されたダムで、天竜川河口から30km地点の山間部から平野へ流出する地点に建設された。天竜川水系最下流にして最南端に位置する。1972年(昭和47年)に建設に着手、1977年(昭和52年)に完成。

ダムの型式は重力式コンクリートダム、高さは24.5mで天竜川本川のダムの中では最も堤高が低い。建設された目的は船明発電所(認可出力:32,000kw)による発電である。だが磐田用水・浜名用水の水源として利用多目的ダムとして浜松市・盤田市等遠州地域の水がめとなった。

世界最大級のローラーゲートがある。ゲートが巨大で堤高が低いため、ダム自体がほぼゲートだけのようにも見える。 その他の特徴としては魚道がある。天竜川は水生生物も豊富な川であるが、船明ダムにより流れの連続性が絶たれ、年間数十万匹と言われる鮎の遡上などが阻止されてしまう恐れがあった。魚道はこれを回避すべく建設されたものであり、総延長約247mにも及ぶ。その内169mあるトンネル部分は、外との明るさの差で魚が入らなくなることを防ぐため、専用の照明が設置されている。他にも一定間隔で隔壁を設け、越流と水たまりが生じるようにするなど、様々な工夫が施されている。当時の社会情勢で、水産資源保全や自然保護のためにこれだけの設備、特にダムの目的である水資源を放流で減じるようなものは異例といえる。

 

所在地 静岡県浜松市天竜区船明2649
河川 天竜川水系天竜川 着手/竣工 1972/1976
目的 (A)かんがい(I)工業用水(P)発電(W)上水道
形式 (G)重力式コンクリート 堤高/堤頂長 24.5m / 220m
総貯水量 14578千m3 有効貯水量 4157千m3
流域/湛水面積 4895km2/190ha
ダム事業者 電源開発(株) 本体施工者 熊谷組・西松建設
経緯度 北緯34°53’26.0” 東経137°48’42.9”