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事業実績
古田工業の事業実績をご紹介します。
発電所工事
大飯原子発電所【福井県】H29.4月~H29.5月
平成29年~平成29年
福井県
基礎処理工・テストグラウト
大飯発電所(おおいはつでんしょ)は、福井県大飯郡おおい町(合併前の旧町名は大飯町)にある関西電力の原子力発電所。
1号機から4号機まで4基の原子炉の合計出力は470万kWである。
※2011年3月11日に福島第一原子力発電所事故が発生し、原子力発電所の安全性の問題が全国で注目を集めるようになった。国の原子力安全・保安院は約3週間後の3月末に、緊急安全対策を各電力会社に指示し、経済産業省は対策が講じられたことを確認できれば再稼働は可能との見解で、経済産業大臣は6月に原発の安全宣言を出した。しかし、事故の検証が未実施で安全基準が示されていないとして、政府は、ストレステストを導入し、1次評価で安全性を確認してから再稼働の是非を判断することとなった。
これを受け、関西電力は10月28日に3号機、11月17日に4号機のストレステスト1次評価を原子力安全・保安院に提出した。
国の原子力安全・保安院は、2012年2月13日に関西電力が提出した3号機および4号機のストレステストについて、「妥当」とする審査書を発表し、3月23日に原子力安全委員会はこの保安院の審査書を「妥当」と確認した。 2012年7月1日の3号機運転再開の時点では、空冷式で1825kVAの容量を持つ非常用発電装置を高台に設置する、非常用電源を発電設備につなぐための恒設ケーブルを設置する、といった対策はとられていたものの、免震事務棟の建設、フィルター付きベント装置の設置、防潮堤のかさ上げのような大規模工事を要する対策は進行途中であったが原子力安全・保安院と原子力安全委員会が関西電力が提出したストレステストの結果、安全性は確保されていると認定したため、その後の再稼働は政治判断となった。4月6日に国は「原子力発電所の再起動にあたっての安全性に関する判断基準」(暫定基準)を示し、関西電力は4月9日に、当時得られた福島原発事故の技術的知見から必要とされる安全対策の現状と今後の計画を提出し、3,4号機が新たな安全基準を満たしていると最終確認し、厳しい電力不足にも直面しているとして、再稼働が必要だと結論づけた。これによって2012年7月5日に3号機が発送電を開始、21日には4号機が発送電を開始した。